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中出しされた!どう避妊すればいい?妊娠確率は?

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【更新日】2024.08.10

中出しされた(中に射精された)場合、どのように対処すればいいか、また妊娠の可能性が分からない方は多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、中出しされたときの妊娠確率・避妊方法について紹介しています。

緊急避妊のために服用するアフターピルについても解説しているので、予期せぬ妊娠を防ぐためにもぜひ参考にしてください。

中出しされた場合の妊娠の可能性

参考:OXFORD ACADEMIC

安全日|0~5%

安全日に中に射精された場合、妊娠の可能性は0~5%と低いです。

安全日には卵子が存在しないため、精子との受精が起こる可能性はほとんどありません。

ただし、ゼロではないため、迅速にアフターピルを服用することが重要です。

精子は体内で約5日間生存するため、中に射精されてから一定期間は女性の体内で存続します。たとえば、生理の終わり頃に中に射精された場合、排卵期と重なるため、妊娠の可能性が高まります。

したがって、安全日に中に射精されても安心せず、即座にアフターピルを服用して避妊することが重要です。

危険日|28~53%

危険日に中に射精されると、妊娠の可能性は28~53%と高いです。

危険日は排卵日の1~4日前であり、排卵の2日前に中に射精されると、妊娠確率が最も高くなります。

精子は体内で3~5日間生存する一方、卵子は排卵後約1日で寿命を迎えるため、危険日に中に射精された場合、迅速にアフターピルを服用し緊急避妊することが重要です。

年齢と妊娠率の低下

年齢が上がるにつれて妊娠率は低下します。

妊孕性や卵子の質の低下、流産のリスクの増加がその原因です。

たとえば、19~26歳と35~39歳の妊娠率を比較すると、最大で25%もの差が生じます。

年齢が若いほど妊娠率が高くなるため、アフターピルをすぐに服用し、緊急避妊を行うことが重要です。

中出しされた場合の避妊方法はアフターピル

アフターピルの効果と副作用

中に射精された場合は、直ちにアフターピルを服用しましょう。

アフターピルは、妊娠を防ぐための薬であり、排卵の遅延や受精卵の着床を防ぐ効果があります。

女性ホルモンを体内に投与することで、排卵を抑制したり、排卵のタイミングを遅らせる効果があります。

アフターピルは、体内に強制的に生理的状態を作り出すため、副作用などの負荷が体にかかることがあります。

しかしながら、中絶や望まない妊娠をするよりも、アフターピルを服用し緊急避妊を行う方が、経済的にも将来の生活にとっても有益です。

アフターピルの避妊成功可能性

参考: エミシアクリニック(薬剤臨床試験結果)

アフターピルは性行為後72時間以内に服用することで、妊娠を99.0%の確率で防ぐことができます。

服用するタイミングが早いほど、避妊効果が高まります。

アフターピルは、受精卵の着床を防いだり、排卵を遅らせるなどのメカニズムによって妊娠を防ぎます。

女性ホルモンを含む成分を含んでおり、排卵を抑制する働きがあります。

避妊に失敗したり妊娠のリスクを感じた場合は、早めに医師の診察を受けてアフターピルの処方を受けるようにしましょう。

アフターピルの種類と価格相場

アフターピルには主に2つの種類があります。

性行為後から*3日以内の服用が推奨される「ノルレボ(レボノルゲストレル)」と、5日以内でも対応できる「エラワン」*が一般的です。

ただし、日本では120時間ピルは未承認薬となっておりますが、海外ではエラワンが主流であり、日本でも普及率は高いです。

エラワンは高い避妊率と長い避妊効果期間を持つため、多くのクリニックで使用されています。

アフターピルの購入はオンライン診療がおすすめ

アフターピルを購入する際は、オンライン診療クリニックを利用することをおすすめします。

自宅にいながら、迅速に医師の診察を受けることができ、最短で翌日にはアフターピルが届きます。

中出し後まだ時間が経っていない場合には、アフターピルの避妊効果を最大限に引き出すために*「性行為後72時間以内」*に診察を受け、アフターピルの処方を受けるようにしましょう。

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