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【更新日】2025.08.12   【監修者】水野 ひかる

ヤッペ法の避妊率はいくら?アフターピルの妊娠阻害率との比較やヤッペ法の飲み方、効果、副作用を解説

監修医師

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美容皮膚科医
水野 ひかる

「ヤッペ法って本当に避妊できるの?」
「他のアフターピルと比べて効果はどうなの?」

ヤッペ法は、中用量ピルを用いて妊娠を防ぐ緊急避妊法です。本記事では、ヤッペ法の避妊率や他の方法との比較、効果を左右する要因、メリット・デメリット、よくある質問までをまとめ、状況に応じた最適な避妊方法を選ぶための情報を提供します

パーソナルケアクリニックではアフターピルとして72時間アフターピルと120時間アフターピルを取り扱っています。最短37分で手元に届く特急便もあるので、今すぐこちらから相談してみましょう。

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ヤッペ法とは?

ヤッペ法とは?

緊急避妊の方法の一つであるヤッペ法は、性交後の妊娠を防ぐために考案されました。1970年代にカナダの産婦人科医アルバート・ヤッペが提唱し、世界中で使用されるようになりました。現在は専用アフターピルが第一選択とされますが、薬が入手できない場合の代替手段として行われることがあります。

ヤッペ法とは
  • 中用量ピルを2回服用する緊急避妊方法
  • 緊急避妊法としては日本では承認されていない

ヤッペ法は、既存の中用量ピルを利用して行う緊急避妊法です。ただし、日本では緊急避妊薬としては承認されておらず、適応外使用となります。

中用量ピルを2回服用する緊急避妊方法

ヤッペ法は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを含む中用量ピルを高用量で2回服用する方法です。患者は性交後72時間以内に1回目を服用し、12時間後に2回目を服用します。

この方法は排卵を抑制し、受精や着床を妨げることで妊娠を防ぎます。服用が早いほど避妊効果は高く、時間が経つと低下します。副作用として吐き気や頭痛が比較的多く、嘔吐があると薬の吸収が不十分になることがあります。

緊急避妊法としては日本では承認されていない

日本では中用量ピルは月経異常や機能性出血の治療薬として承認されていますが、緊急避妊薬としての適応は取得していません。そのため、ヤッペ法を行う場合は医師の判断による適応外使用となります。

保険は適用されず、自費診療です。避妊率は専用アフターピルより低く、副作用の発現頻度も高いため、専用薬が入手できない場合のみの使用を推奨しています。

パーソナルケアクリニックなら24時間365日受付でアフターピルのオンライン診療を行っています。最短37分で手元に届く特急便も用意しているため、まずはこちらで相談してみましょう。

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ヤッペ法の避妊率は?他のアフターピルと比較

ヤッペ法の避妊率は?他のアフターピルと比較

緊急避妊を選ぶ際、効果の高さは非常に重要な判断基準です。緊急避妊法には複数の種類があり、それぞれで妊娠を防ぐ確率(妊娠阻止率)が異なります。

ここでは、ヤッペ法と、現在日本で一般的に使用される2種類の専用アフターピルの避妊率を比較し、どの方法がより確実に妊娠を防げるのかを整理します

ヤッペ法とアフターピルの避妊率
  • ヤッペ法の避妊率は72時間以内で約57%
  • レボノルゲストレル製剤の避妊率は72時間以内で約85%
  • ウリプリスタル酢酸エステルの避妊率は120時間以内で約98%

避妊率は服用までの時間が短いほど高くなりますが、同じ条件で比較するとヤッペ法は他の方法より効果が劣ります。

ヤッペ法の避妊率は72時間以内で約57%

ヤッペ法の避妊率は、性交後72時間以内に服用した場合で平均約57%とされています。報告によっては68%程度とされる場合もありますが、他の専用アフターピルと比較すると明らかに低い数値です

服用が早ければ効果はやや向上し、24時間以内であれば約85%に達することもあります。ただし、副作用による嘔吐や服用間隔の誤りなどで効果がさらに低下する可能性があります。

そのため、日本産科婦人科学会でも、専用薬が入手できない場合のみの使用が推奨されています。

レボノルゲストレル製剤の避妊率は72時間以内で約85%

レボノルゲストレル製剤(ノルレボやそのジェネリック)は、現在日本で広く用いられている専用アフターピルです。性交後72時間以内に服用した場合の妊娠阻止率は約85%とされています(参照元:日本産婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」)。

ヤッペ法よりも効果が高く、副作用の発現頻度も低いことが特徴です(参照元:PubMed「Trussell et al., 1998」)。服用は早いほど効果が高まり、24時間以内であれば90%以上に達することもあります。

WHOや日本産科婦人科学会でも第一選択として推奨され、入手可能な場合はヤッペ法より優先すべき薬剤です。パーソナルケアクリニックでは72時間アフターピルとしてレボノルゲストレルとマドンナを取り扱っています。

24時間受付でオンライン診療をしているので、今すぐこちらから連絡してみましょう。

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ウリプリスタル酢酸エステルの避妊率は120時間以内で約98%

ウリプリスタル酢酸エステル(国内製品名エラワン)は、性交後120時間以内に服用可能な専用アフターピルです。妊娠阻止率は約98%と非常に高く、服用までの時間が長くても効果が大きく低下しにくい特徴があります(参照元:Reproductive Health Access Project. 「Contraceptive Pearl: Ulipristal Acetate Myths.」)。

排卵を遅らせる作用に加え、受精卵の着床を妨げる効果も持ち、緊急避妊の中で最も信頼性が高い方法の一つです。国内では処方が必要ですが、入手できる場合は第一選択とされます。

パーソナルケアクリニックでは120時間アフターピルとしてジョセイを取り扱っています。避妊に失敗したと悩むなら、まずはこちらで相談してみましょう。

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ヤッペ法の避妊率に影響を与える3つの要因

ヤッペ法の避妊率に影響を与える3つの要因

ヤッペ法は他のアフターピルに比べて避妊率が低めですが、その効果は服用方法やタイミングによってさらに変動します。正しく服用すれば一定の避妊効果は期待できますが、服用が遅れたり、副作用で薬が吸収されなかったりすると効果は大きく下がります。

ここでは、ヤッペ法の避妊率に影響する3つの代表的な要因を解説します

ヤッペ法の避妊率に影響する要因
  • 性行為から服用までの時間
  • 正しい服用方法
  • 服用後2時間以内の嘔吐や下痢

ヤッペ法は服用開始が早く、かつ正確に行うほど避妊率が高まります。逆に、服用が遅れる、用量や間隔を間違える、嘔吐などで薬が吸収されないと、避妊失敗の可能性が高まります。

要因①:性行為から服用までの時間

ヤッペ法の避妊効果は、服用を開始するまでの時間によって大きく変動します。WHOの国際共同試験では、性交後24時間以内に服用した場合の妊娠阻止率は77%でしたが、25〜48時間では36%、49〜72時間ではわずか31%に低下しました(参照元:The Lancet. 1998;352:428-433. doi:10.1016/S0140-6736(98)05145-9)。

時間の経過とともに排卵や受精が進行し、ホルモンによる抑制が間に合わなくなることが原因です。遅く服用するほど妊娠リスクが高まります。避妊成功率を最大限高めるためには、性交後できるだけ早く医療機関を受診し、服用を開始することが極めて重要です。

要因②:正しい服用方法

ヤッペ法の効果を最大限に発揮するためには、服用手順を正確に守ることが欠かせません。この方法では、性交後72時間以内に1回目を服用し、その12時間後に2回目を服用する必要があります

間隔が短すぎたり長すぎたりすると、血中ホルモン濃度が十分に維持できず、妊娠阻止率が下がります。また、使用する中用量ピルの種類や錠数も医師の指示に従うことが必須です。自己判断で服用量を減らす、または時間をずらすと効果が大幅に低下する恐れがあります。

要因③:服用後2時間以内の嘔吐や下痢

ヤッペ法では吐き気や嘔吐といった副作用が比較的多く見られます。服用後2時間以内に嘔吐や激しい下痢が起こると、薬が十分に吸収されず避妊効果が著しく下がります

この場合は、医師に相談のうえ追加服用が必要になることがあります。WHOの国際共同試験でも、嘔吐の発生がレボノルゲストレル法より多く報告され、これが効果低下の一因とされています(参照元:The Lancet. 1998;352:428-433. doi:10.1016/S0140-6736(98)05145-9)。

副作用を軽減するために、事前に制吐薬を処方するケースもあります。パーソナルケアクリニックは24時間対応しているため、万が一嘔吐してしまった際にもすぐに相談できます。1人で判断せず、まずはこちらから連絡してみましょう。

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ヤッペ法で緊急避妊をする3つのメリット

ヤッペ法で緊急避妊をする3つのメリット

ヤッペ法は現在では第一選択の方法ではありませんが、特定の条件下では有用な緊急避妊の選択肢となります。特に、他の専用アフターピルが入手できない場合や、コストを抑えたい場合などに選ばれることがあります。

ここでは、ヤッペ法が持つ3つの主なメリットを整理します

ヤッペ法のメリット
  • 費用が比較的安い
  • 中用量ピルがあればすぐに避妊できる
  • 緊急避妊としての歴史が長い

ヤッペ法は比較的安価で手に入りやすいメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①:費用が比較的安い

ヤッペ法は中用量ピルを用いるため、専用の緊急避妊薬に比べて費用が抑えられる場合があります。中用量ピルは月経異常や機能性出血などの治療目的でも処方されており、薬価が比較的低いためです。

特に、既に治療薬として中用量ピルを持っている場合は新たに薬剤を購入する必要がなく、経済的負担を大きく減らせます。ただし、薬が手元にあっても自己判断での使用は避け、必ず医師に服用方法と用量を確認してから実施することが重要です。

メリット②:中用量ピルがあればすぐに避妊できる

ヤッペ法は、専用アフターピルを入手できない場合でも、中用量ピルが手元にあればすぐに服用を開始できます。特に夜間や休日などで医療機関の受診が難しいとき、薬があることは大きな利点です。

服用は性交後72時間以内に開始する必要があり、早ければ早いほど効果が高まります。ただし、種類や錠数、服用間隔を誤ると避妊効果が低下するため、事前に医師から具体的な服用指示を受けておくことが大切です。

パーソナルケアクリニックでは、生理日移動用ピルとして中用量ピルを処方しています。こちらから相談してみましょう。

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メリット③:緊急避妊としての歴史が長い

ヤッペ法は1970年代にカナダの産婦人科医アルバート・ヤッペが考案し、世界的に普及しました。長年の臨床使用により服用方法や副作用への対応が確立されており、歴史的に見ても信頼できる方法の一つとされています

WHOのガイドラインでも、専用薬が入手できない場合の代替手段として記載があります。歴史の長さは安全性の蓄積を意味しますが、現在はより効果的で副作用の少ない薬が利用可能なため、選択は慎重に行うことが求められます。

ヤッペ法で緊急避妊をする3つのデメリット

ヤッペ法で緊急避妊をする3つのデメリット

ヤッペ法は条件が限られた場合に有効な緊急避妊法ですが、専用アフターピルと比べると効果や安全性の面で劣る点があります。服用方法が複雑で、正確に守らなければ効果が下がりやすく、副作用の発現頻度も高めです。

さらに制度面でも注意が必要です。ここでは、ヤッペ法の主な3つのデメリットを整理します

ヤッペ法のデメリット
  • 他のアフターピルに比べて避妊率が低い
  • 他のアフターピルに比べて副作用リスクが高い
  • 医薬品副作用被害救済制度の対象にならない

ヤッペ法は他の緊急避妊薬よりも避妊効果が低く、副作用が出やすいことから第一選択には推奨されません。加えて、副作用による健康被害が生じても救済制度の対象外であるため、使用の際は十分な情報と医師の判断が必要です。

デメリット①:他のアフターピルに比べて避妊率が低い

ヤッペ法は性交後72時間以内に服用しても妊娠阻止率は平均57%程度で、レボノルゲストレル法の約85%やウリプリスタル酢酸エステル法の約98%に比べて低くなります(参照元:PubMed「Trussell et al., 1998」)。

特に服用が遅れると効果は急激に下がり、49〜72時間では約31%まで低下します。専用アフターピルが入手可能な場合は、より高い効果を持つ方法を選ぶことが望まれます。

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デメリット②:他のアフターピルに比べて副作用リスクが高い

ヤッペ法では吐き気や嘔吐、頭痛、めまい、倦怠感などの副作用が比較的多く報告されています。WHOの試験でも、吐き気の発現率はレボノルゲストレル法の約2倍とされています(参照元:PubMed「Trussell et al., 1998」)。

嘔吐が服用後2時間以内に起こると薬の吸収が不十分になり、追加服用が必要です。副作用による体調不良が避妊効果の低下につながる可能性もあるため、事前に医師から制吐薬の処方を受けるなどの対応が重要です。

デメリット③:医薬品副作用被害救済制度の対象にならない

ヤッペ法に使われる中用量ピルは、日本では月経異常などの治療薬として承認されていますが、「緊急避妊薬」としての適応はありません。そのため、緊急避妊目的で使用した場合は医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

万一副作用による重篤な健康被害が生じても、制度からの補償は受けられません。この制度的リスクを理解したうえで、使用の是非を医師と十分に相談する必要があります。

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ヤッペ法の避妊率に関するよくある質問

ヤッペ法の避妊率に関するよくある質問

ヤッペ法は緊急避妊の選択肢の一つですが、避妊率や他の方法との比較、72時間を過ぎた場合の効果など、疑問を持つ方も少なくありません。ここでは、患者様から特によく寄せられる3つの質問について、根拠をもとにわかりやすく解説します

よくある質問
  • ヤッペ法の避妊率はどのくらい?きちんと避妊できる?
  • ヤッペ法とアフターピル、どちらを選ぶべき?
  • ヤッペ法は72時間を過ぎても避妊効果はある?

服用する前にしっかり疑問を解決しておきましょう。

ヤッペ法の避妊率はどのくらい?きちんと避妊できる?

WHOの国際共同試験によると、ヤッペ法の妊娠阻止率は性交後72時間以内の平均で57%程度です。ただし、服用開始が早ければ効果は高く、24時間以内では約77%、49〜72時間では31%まで低下します(参照元:PubMed「Trussell et al., 1998」)。

他の緊急避妊薬より効果が低いため、確実に避妊できる方法ではありません。妊娠を防ぐには、できるだけ早く服用することが重要です。

ヤッペ法とアフターピル、どちらを選ぶべき?

可能であれば、レボノルゲストレル法(避妊率約85%)やウリプリスタル酢酸エステル法(約98%)といった専用アフターピルの使用が推奨されます。ヤッペ法は専用薬が入手できない場合の代替手段として位置づけられており、副作用の頻度も高めです。

避妊率や副作用のリスクを考えると、入手可能な場合は専用アフターピルを選ぶほうが安全かつ効果的です。

ヤッペ法は72時間を過ぎても避妊効果はある?

ヤッペ法は性交後72時間以内に服用することが推奨されており、それを過ぎると有効性は著しく低下します。WHO試験では72時間を超えた場合の避妊効果は十分に検証されておらず、確実性はありません

時間が経過している場合は、ウリプリスタル酢酸エステル(120時間以内有効)など、より長い服用猶予のある専用薬を検討することが望まれます。

まとめ:状況に応じて最適な避妊方法を選択しよう

まとめ:状況に応じて最適な避妊方法を選択しよう

ヤッペ法は、中用量ピルを用いて妊娠を防ぐ緊急避妊法であり、専用アフターピルが入手できない場合の代替手段として有効です。しかし、妊娠阻止率は平均57%程度と他の方法より低く、副作用も比較的多く見られます。

特に性交後の時間経過による効果低下は顕著で、服用開始が遅れるほど妊娠リスクは高まります。最も避妊効果を得るには、可能な限り早く服用し、服用方法を正確に守ることが不可欠です。

状況に応じてレボノルゲストレル法やウリプリスタル酢酸エステル法など、より効果の高い方法を選び、必ず医師の診察を受けたうえで安全に対応しましょう

パーソナルケアクリニックなら72時間アフターピルと120時間アフターピルのどちらも取り扱っており、あなたの状況に応じて処方してもらえます。最短37分で届く特急便もあるので、今すぐこちらから連絡してみましょう。

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水野 ひかる

2020年に医師免許を取得し、2022年に臨床研修を終了。その後、都内の複数の美容外科・皮膚科クリニックにて診療経験を積み、美容医療と皮膚科の両面から幅広い知識と技術を習得。 患者様一人ひとりの悩みに丁寧に寄り添い、安心してご相談いただけるような診療を心がけており、特に女性特有の美容や婦人科系のお悩みを中心に、生活に密着したパーソナルな医療の提供を目指している。