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不眠外来で使用するお薬デエビゴは、寝る前に1錠服用していただくことで、睡眠をサポートします。
従来の睡眠薬と異なり、依存性が少なく、即効性が高いのが特徴です。
デエビゴは、
・寝るまでに時間がかかる・睡眠の質が悪く日中眠い・途中で起きてしまう
などの症状にお困りの方におすすめのお薬です。
睡眠不足による日中のパフォーマンスの低下、イライラ、ストレスなどにお困りの方は当院にご相談ください。
不眠外来では、デエビゴ(スボレキサント)という薬を使用します。
従来の睡眠薬のデメリットであった依存性が少なく、入眠を助けつつ自然な睡眠リズムを維持することができるのが特徴です。
デエビゴは、脳内の覚醒ホルモンであるオレキシンの受容体を阻害することで、効果を発揮します。
即効性が高く、服用後30分後ほどで眠気が高まってきます。
従来の睡眠薬は、GABA受容体という部分に作用することで、効果を発揮していましたが、GABA受容体は、全身に存在するため、筋力低下や痙攣などの副作用があり、加えて、GABA受容体はアルコールの作用する部位でもあり依存性があることも知られており、デメリットを検討して使用しなければならないお薬でした。
一方デエビゴの対象である、オレキシンは、脳内の視床下部外側野とその近傍に特異的に存在するニューロンから分泌されるホルモンであり、従来の睡眠薬と比べて副作用、依存性ともに少ないため、長期間の使用にも適しています。
ただし、まれに副作用として眠気やめまいを感じることがあるため、使用時には医師の指導が必要です。
デエビゴは、1日1回、就寝直前に服用します。食事の影響を受けにくいので、食後すぐでも服用可能です。翌朝、眠気が残ることがあるため、服用後はすぐに横になるようにしましょう。