「ピル飲んだ直後に下痢しちゃった…避妊効果って大丈夫なの?」——そんな不安を感じたことはありませんか?
実は、ピルは正しく服用すれば高い避妊効果を発揮しますが、服用直後の下痢には注意が必要です。ここでは、以下のポイントを中心に解説します。
- ピルの避妊効果が発揮される仕組み
- 下痢によってピルの効果が弱まる理由とは
- 下痢が与える影響の目安時間と程度
- 避妊効果が落ちるリスクが高いケース
- ピルを飲んだ直後に下痢したらどうする?
ピルの避妊効果が発揮される仕組み
結論から言うと、ピルは排卵を抑えることで妊娠を防ぐ薬です。
低用量ピルの主成分は女性ホルモン(エストロゲン・プロゲスチン)で、これらが一定量体内にあることで排卵が抑制され、子宮内膜の変化や頸管粘液の性質が変わることで受精や着床を防ぎます。
この効果は毎日同じ時間に継続して服用することで安定しますが、「体内に吸収されること」が前提です。
下痢によってピルの効果が弱まる理由とは
実は、ピルは飲んですぐに効果を発揮するわけではありません。
服用後、成分が腸で吸収されて血中濃度が安定して初めて、避妊効果を発揮します。そのため、服用から短時間で水っぽい下痢が起きた場合、ピルが吸収される前に体外へ排出されてしまう可能性があるのです。
下痢が与える影響の目安時間と程度
具体的には、ピルを服用してから2時間以内に水様便(さらさらの下痢)が出た場合、薬の成分が十分に吸収されていない可能性があります。
この「2時間以内」という時間が重要な判断基準です。もし服用から2時間以上経過していれば、多くの場合、成分は吸収されていると考えられます。
一方、服用のたびに下痢をする、あるいは下痢が24時間以上続く場合は、効果が継続的に弱まる可能性もあるため注意が必要です。
避妊効果が落ちるリスクが高いケース
以下のようなケースでは、避妊効果が不十分になるリスクが高まります。
- 服用から2時間以内に水様便が出た
- 下痢が24時間以上続いている
- 胃腸炎などで下痢・嘔吐を繰り返している
- 下剤を服用している(ピルの吸収が妨げられることがある)
- ピルの吸収を妨げる薬剤(抗生物質、抗てんかん薬など)を服用している
これらに該当する場合は、追加服用や医師への相談が必要です。
ピルを飲んだ直後に下痢したらどうする?
ピルを服用して2時間以内に水っぽい下痢をした場合は、追加で1錠服用するのが基本的な対処法です。
ただし、追加服用が可能な時間帯や個人の体質によって判断が異なる場合もあるため、不安な場合はオンライン診療やかかりつけ医に相談しましょう。
なお、下痢が続いている間はコンドームなどの他の避妊方法を併用するのもおすすめです。
まとめ
ピル服用中の下痢は決して珍しいことではありませんが、正しい知識と対応があれば、避妊効果をしっかり維持することができます。
不安を感じたときは焦らず、この記事を参考に適切な判断をしていきましょう!
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