「大学生になったら、生理周期がバラバラになった…」
「病院へはいつ行くべき?」
「改善する方法が知りたい!」
大学生になると生活リズムも変わり、生理不順で悩んでいる女性は多いです。生理不順の原因は様々ありますが、病気が潜んでいる可能性も。そこで、生理不順の目安や原因、種類、改善策まで詳しく解説します。生理の知識を身に着けて、生理不順の悩みを解消していきましょう。
生理不順で悩んでいるときは、ピルの処方で改善できる場合も多いです。忙しい大学生でも、オンライン処方ならスマホだけで気軽に相談できます。まずはこちらから、パーソナルケアクリニックに相談してみましょう。
大学生の2~4割は生理不順で悩んでいる
大学生の生活は勉強やアルバイト、部活動などで忙しく、不規則になりがちです。そのため、生理不順に悩む女性も少なくありません。大学生の2~4割の女性は、生理不順で悩んでいると言われています。
女子大学生の中には月経不順を抱える者がおり,これは,学生生活に少なからず影響を与えると考えられる1).実際,運動選手ではない一般の女子大学生の22.0~46.4%に月経周期異常が存在していることが指摘されている2)~8).
引用元:日本家政学会誌 Vol.74 No.3 104~147(2023)「女子大学生の月経記録習慣及び月経教育経験の実態調査~月経周期の安定性に着目して~」
特に20代前半の女性では、生理周期がバラバラになったり、生理が2ヶ月以上来ないという状況がよくあります。生理不順は、女性の健康状態や生活習慣に深く関係しており、放置しておくと将来的なリスクにもつながる可能性があります。
この問題を解決するために、まずは自分の体のサインを理解し、適切な対処法を知ることが大切です。この記事では、大学生に多い生理不順の原因や、どのように改善できるかについて詳しく解説していきます。
どこからが生理不順?正常な生理周期と生理不順の目安は?
生理不順の判断基準は人によって異なるため、自分の生理周期が正常かどうかを知ることは大切です。ここでは、一般的な生理周期の目安と、生理不順の基準について解説します。
- 正常な生理周期は25〜38日程度
- 24日以内、39日以上の周期は生理不順
- 20歳頃になると生理周期は安定してくる
正常な生理周期は25〜38日程度
生理周期は個人差がありますが、正常な周期は25日から38日程度とされています。
正常の月経周期日数は、25~38日と定義されており、これに当てはまらないものが月経不順とされます。
これは、ホルモンの変動による影響が反映されるため、多少のズレが生じることも自然なことです。しかし、生理周期がこの範囲を大きく超える場合は、何らかの異常が発生している可能性があります。
特に、生理周期が極端に短かったり、長くなる場合には注意が必要です。健康な生活習慣を維持しつつ、自分の生理周期を把握しておくことで、異常を早期に察知することができます。
大学生の場合、生活の変化やストレスが生理周期に大きな影響を与えるため、注意深く観察することが求められます。
24日以内、39日以上の周期は生理不順
生理周期が24日以内または39日以上になる場合、それは生理不順と見なされます。これはホルモンバランスの乱れや、生活習慣の影響によって引き起こされることが多いです。
例えば、急激なダイエットや過度な運動、ストレスが溜まると、生理が不安定になることがあります。ホルモンバランスは非常にデリケートで、生活環境の変化に敏感です。
そのため、規則正しい生活を心がけ、体調管理をしっかりと行うことが生理不順の予防につながります。また、周期が乱れた場合には、その原因を早めに突き止めるために、専門医の診察を受けることが重要です。
20歳頃になると生理周期は安定してくる
生理は、思春期から始まり、その後徐々に安定していくものです。多くの場合、20歳頃になると生理周期は安定し、規則正しくなると言われています。
しかし、大学生になると生活リズムが変化し、食事や睡眠が不規則になりがちです。そのため、ホルモンバランスが乱れて生理周期が再び不安定になることもあります。
特にストレスや栄養不足は、生理不順を引き起こす大きな要因となります。20代前半の女性は、自分の体調変化に敏感になり、異常が見られた場合は早めに対応することが大切です。
また、安定していた生理周期が急に乱れた場合には、体調不良やホルモンの異常が考えられるため、婦人科での検査を受けることをお勧めします。
大学生の生理不順の主な原因は?
大学生に多い生理不順の原因は、生活習慣の乱れやストレス、過度な運動など、さまざまな要因が絡んでいます。ここでは、特に影響が大きい主な原因について説明します。
- 無理なダイエット
- ストレス
- 子宮・卵巣の異常
- 寝不足や睡眠リズムの乱れ
あなたが当てはまっていないか、詳しく見ていきましょう。
原因①:無理なダイエット
大学生になると、体型を気にして無理なダイエットを行う女性が増えます。急激な体重減少や栄養不足は、体に大きな負担をかけ、生理不順を引き起こす原因となります。
特に、カロリー制限や極端な食事制限を行うと、体がエネルギー不足に陥り、ホルモンバランスが乱れます。ホルモンは、女性の生理周期をコントロールしているため、これが乱れると生理が不規則になるのです。
また、ダイエットによって体脂肪率が急激に低下すると、女性ホルモンの分泌が減少し、結果として無月経になることもあります。無理なダイエットは健康に悪影響を与えるだけでなく、将来的な不妊のリスクも高めるため、健康的な方法で体重を維持することが重要です。
原因②:ストレス
ストレスは、生理不順の大きな原因の一つです。大学生は勉強やアルバイト、人間関係など、さまざまなプレッシャーを受けることが多く、その結果としてストレスが溜まります。
ストレスが溜まると、体内でストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、これが女性ホルモンのバランスを乱すことになります。その結果、生理周期が不規則になったり、遅れたりすることがよくあります。
また、ストレスが長期間続くと、無月経になることもあります。ストレスを軽減するためには、適度なリラクゼーションや趣味の時間を持つことが大切です。
リラックスする時間を作ることで、ホルモンバランスが整い、生理周期が安定する可能性が高まります。
原因③:子宮・卵巣の異常
子宮や卵巣に何らかの異常がある場合、生理不順が引き起こされることがあります。例えば、子宮内膜症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などの疾患が原因で、ホルモンバランスが乱れ、生理が不規則になることがあります。
これらの疾患は、初期段階では自覚症状が少ないため、定期的な婦人科検診を受けることが推奨されます。また、生理痛がひどくなったり、出血量が増えたりする場合も、これらの疾患が原因である可能性があります。
婦人科での診断を受けることで、早期に治療を開始することができます。子宮や卵巣の異常は、早期発見が治療の鍵となるため、少しでも気になる症状があれば、すぐに専門医に相談することが重要です。
原因④:寝不足や睡眠リズムの乱れ
大学生は夜更かしや徹夜での勉強が多くなりがちです。そのため、睡眠リズムが乱れ、生理不順を引き起こすことがあります。
睡眠不足が続くと、ホルモンの分泌に影響を与え、特に生理周期を調整するホルモンであるメラトニンやエストロゲンの分泌が不安定になります。これによって、生理が遅れたり、周期が乱れたりすることがよくあります。
また、昼夜逆転の生活を続けることで、体内時計が狂い、ホルモンバランスが乱れるリスクも高まります。十分な睡眠を確保し、規則正しい生活を心がけることが、生理不順を予防するためには非常に重要です。
日々の生活の中で、質の高い睡眠を確保するための工夫を取り入れることで、健康な生理周期を維持することができます。
生理不順のタイプ
生理不順には、周期が長すぎる場合や短すぎる場合など、いくつかのタイプがあります。どのタイプが当てはまるのかを知ることで、適切な対策を取ることができます。
- 稀発月経
- 頻発月経
- 過長月経・過多月経
- 過少月経・過短月経
それぞれ詳しく解説します。
稀発月経
稀発月経は、生理周期が39日以上開く状態を指します。このタイプの生理不順は、ホルモンバランスが乱れている場合や、卵巣機能が低下している場合に見られることが多いです。
稀発月経が続く場合、卵巣の異常やホルモンの分泌に問題がある可能性が考えられます。特に、無排卵周期が頻繁に起こると、この状態が続くことがあります。
無排卵とは、卵巣から卵子が排出されない状態のことで、これが原因で生理周期が長くなることがあるのです。稀発月経は、将来的な不妊のリスクとも関連しているため、早期に医師に相談し、必要な治療を受けることが重要です。
また、日々の生活習慣を見直し、ホルモンバランスを整えるための対策を取ることが、長期的な健康維持につながります。
頻発月経
頻発月経とは、生理周期が24日以内と非常に短い状態を指します。このような状態が続く場合、過度なストレスや過労、睡眠不足などが原因であることが多いです。
ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、ホルモン分泌が不規則になり、結果的に生理周期が短くなることがあります。また、頻発月経は貧血や体力の低下を引き起こす可能性もあるため、放置せずに対策を講じることが大切です。
頻発月経が続くと、体が十分な回復をする前に次の生理が来てしまうため、疲労が蓄積しやすくなります。定期的な婦人科検診を受け、必要な治療を受けることで、体調を改善し、生理周期を安定させることができます。
過長月経・過多月経
過長月経は、生理の期間が8日以上続く状態であり、過多月経は出血量が非常に多い状態を指します。これらの症状が続く場合、子宮筋腫や子宮内膜症などの疾患が原因であることが考えられます。
また、ホルモンバランスの乱れや、血液凝固異常が原因となることもあります。過長月経や過多月経が続くと、貧血を引き起こすリスクが高まるため、早期に医師の診察を受けることが重要です。
特に、出血量が多い場合は、日常生活に支障をきたすことがあるため、生活の質を向上させるためにも適切な治療が必要です。過長月経や過多月経は、放置すると症状が悪化する可能性があるため、早めの対応が求められます。
過少月経・過短月経
過少月経とは、生理の出血量が非常に少ない状態を指し、過短月経は生理期間が2日以内と極端に短い状態を指します。これらの生理不順は、ホルモンバランスの乱れや、子宮内膜が薄くなっていることが原因で起こることがあります。
また、急激な体重変化や栄養不足が影響していることも多いです。過少月経や過短月経は、見た目には軽い症状のように感じるかもしれませんが、背後には深刻な健康問題が隠れていることがあります。
例えば、無排卵や卵巣機能の低下が原因である場合もあるため、しっかりとした検査が必要です。生理の異常を感じたら、早めに婦人科での診察を受けることが大切です。
病院を受診するタイミングは?4つの症状別に解説
生理不順が続くと、病院を受診すべきタイミングがわからなくなることがあります。ここでは、どのような症状で病院を受診すべきか、具体的なタイミングを解説します。
- 今回だけ生理不順のとき
- 生理周期はバラバラだけど3ヶ月は開かないとき
- 3ヶ月以上生理がこないとき
- 半年以上生理がこないとき
今回だけ生理不順のとき
一度だけの生理不順であれば、生活習慣を見直し、次回の生理を様子見するのが一般的な対応です。例えば、試験期間中にストレスがかかり、生理が遅れることはよくあります。
この場合、ストレスが解消されると、次回の生理が通常通りに戻ることが多いです。ただし、生理不順が一度だけであっても、強い痛みや異常な出血量が伴う場合は、何らかの疾患が原因である可能性もあります。
そのため、少しでも異常を感じた場合は、早めに医師に相談することをお勧めします。婦人科での診察を受けることで、安心して次の生理を待つことができるでしょう。
生理周期はバラバラだけど3ヶ月は開かないとき
生理周期が不規則でも、3ヶ月以内に生理が来ている場合、深刻な問題でないことが多いです。しかし、3ヶ月を超えるような生理不順が続く場合には、ホルモンバランスに異常がある可能性があります。
このような状態では、放置せずに医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。特に、大学生はストレスや生活習慣の変化によって生理周期が乱れることが多いため、自己判断で放置せず、早期の対策を講じることが求められます。
医師による診察を受けることで、体の状態をしっかりと把握し、必要な対応を取ることができます。周期の乱れが続く場合には、婦人科での診断を受け、適切な指導を仰ぐことが大切です。
3ヶ月以上生理がこないとき
3ヶ月以上生理が来ない場合、無月経の可能性があり、ホルモン異常や他の健康問題が関与していることがあります。特に、大学生になると、急激なダイエットや過度の運動、ストレスなどが原因で無月経になることがよくあります。
無月経が続くと、骨密度の低下や不妊のリスクが高まるため、早めに医師の診察を受けることが重要です。婦人科での診察により、無月経の原因を特定し、必要な治療や生活習慣の改善が行われます。
無月経は放置すると、長期的な健康問題に発展する可能性があるため、3ヶ月以上生理が来ない場合は、必ず医師に相談することが推奨されます。
半年以上生理がこないとき
半年以上生理が来ない場合、ホルモン異常や卵巣の機能不全、または子宮に異常がある可能性があります。この状態は非常に深刻であり、早急に医師の診察を受ける必要があります。
無月経が半年以上続くと、女性ホルモンの分泌が極端に低下し、骨粗しょう症や不妊症のリスクが高まります。また、子宮や卵巣の疾患が隠れている可能性もあるため、検査を通じて原因を突き止めることが大切です。
婦人科での診察により、ホルモン療法やピルの処方など、適切な治療法が提案されることが多いです。少しでも異常を感じたら、早めに受診し、将来的な健康問題を予防しましょう。
生理不順を改善する3つの方法
生理不順を改善するためには、生活習慣の見直しやストレスの解消が必要です。ここでは、効果的な改善方法を3つご紹介します。
- ストレスを解消させる
- 生活習慣と食事のバランスを見直す
- ピルでホルモンバランスを整える
改善法①:ストレスを解消させる
生理不順の大きな原因の一つにストレスがあります。大学生活では、試験やレポート、アルバイトなど、多くのプレッシャーにさらされるため、ストレスが溜まりやすい環境です。ストレスが蓄積されると、ホルモンバランスが崩れ、生理が不規則になることがあります。
そのため、適度にストレスを解消することが重要です。リラックスする時間を作ったり、趣味に没頭することで、心身のバランスを保つことができます。
また、友人や家族とのコミュニケーションを大切にし、孤立しないように心がけることも、ストレス解消には効果的です。ストレスを軽減することで、ホルモンバランスが整い、生理不順の改善に役立つでしょう。
改善法②:生活習慣と食事のバランスを見直す
規則正しい生活習慣とバランスの取れた食事は、生理不順の改善に非常に重要です。大学生になると、夜更かしや偏った食事が習慣化しやすく、これがホルモンバランスに悪影響を与えます。
例えば、栄養不足やエネルギー不足が続くと、体は生殖機能を抑制し、生理が不規則になることがあります。毎日の食事に栄養バランスを取り入れ、ビタミンやミネラルをしっかりと摂取することが大切です。
また、適度な運動や十分な睡眠を確保することで、体内のリズムが整い、生理不順を改善することが期待できます。日常の小さな習慣の見直しが、健康な体を保つための第一歩です。
改善法③:ピルでホルモンバランスを整える
低用量ピルを服用することで、ホルモンバランスを整え、生理不順を改善する方法があります。ピルには、エストロゲンとプロゲステロンと呼ばれる2種類のホルモンが含まれており、これらが規則正しい生理周期をサポートします。
ピルの服用は、生理不順だけでなく、月経痛の軽減や肌の改善にも効果があります。医師の診察を受けた上で、自分に合ったピルを処方してもらいましょう。
ピルは正しい服用方法を守ることで、効果が最大限に発揮されます。また、ピルの使用には一部の副作用もあるため、医師と相談しながら適切に利用することが大切です。ホルモンバランスが整えば、生理不順も改善され、快適な日常を取り戻すことができるでしょう。
大学生がピルの処方を受けられる方法は2通り
ピルは生理不順の改善にも役立ちますが、大学生でも処方を受けることができます。ここでは、ピルの処方を受けられる2つの方法について説明します。
- 婦人科を受診する
- オンライン処方
①:婦人科を受診する
大学生でも、婦人科を受診すればピルの処方を受けることができます。ピルの処方は、生理不順や月経痛の改善に効果的であり、多くの女性が利用しています。
婦人科での診察では、自分の体の状態をしっかりと把握した上で、適切なピルを処方してもらえるため、安全に利用することができます。初めて婦人科を訪れることに不安を感じる人もいるかもしれませんが、ピルの利用は多くの女性が経験しており、医師も親切に対応してくれます。
定期的な診察を受けながら、自分に合ったピルを見つけることで、快適な生活を送ることができます。
②:オンライン処方
忙しい大学生には、オンライン診療を利用してピルを処方してもらう方法もあります。オンライン診療では、スマートフォンやパソコンを使って医師とビデオ通話を行い、必要な診察を受けた後、自宅にピルが送られてきます。
外出する時間がない場合でも、手軽に医師の診察を受けることができるため、非常に便利です。オンライン処方を利用する際は、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
また、ピルの服用に関する質問や不安がある場合でも、医師に相談しながら進めることができるため、安心して利用することができます。忙しい日常生活の中でも、健康を維持するための方法として、オンライン処方はおすすめです。
まとめ:生理不順で悩んだときは、オンラインクリニックに相談しよう
生理不順に悩んだ際は、オンラインクリニックを利用して専門の医師に相談するのが便利です。特に忙しい大学生にとっては、時間を有効に使える方法として非常に効果的です。
オンラインでの診察を通じて、自分の体調をしっかりと確認し、必要な治療を受けることができます。生理不順は放置すると将来的な健康リスクにつながる可能性があるため、早めに対処することが重要です。専門の医師と相談しながら、最適な治療法を見つけて、健康な生活を取り戻しましょう。
ピルを購入したいあなたは、パーソナルケアクリニックに相談しましょう。忙しい大学生でも、いつでもどこでも受診可能なので安心です。
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