「低用量ピルにはどんな種類があるの?」
「自分にはどのピルが合っているのか分からない…」
低用量ピルにはさまざまな種類があり、特徴や使われる目的、値段などが異なります。本記事では、低用量ピルの主な種類と違い、目的や悩みに応じた選び方、値段、種類変更を相談するタイミングまで分かりやすく解説します。
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低用量ピルの種類には主に5つの分類方法がある

低用量ピルには複数の種類があり、使用目的や配合されるホルモン、錠数などによって特徴が異なります。商品ごとの違いを理解するために、まずは基本となる5つの分類方法を確認しましょう。
同じ商品でも複数の分類に当てはまります。分類ごとの違いを理解すると、それぞれの低用量ピルの特徴を比較しやすくなります。
①低用量ピルは使用目的によってOCとLEPに分けられる
低用量ピルは、使用目的によって「OC」と「LEP」の2つに分類されます。どちらもエストロゲンとプロゲスチンを配合した薬ですが、国内で承認されている使用目的や保険適用の扱いが異なります。
それぞれの特徴や主な薬品名について、詳しく見ていきましょう。
OC|避妊を目的に使用する経口避妊薬
OCは「Oral Contraceptives」の略で、避妊を目的として服用する低用量経口避妊薬です。毎日決められた方法で服用することで排卵を抑えるほか、子宮内膜を薄くしたり、精子が子宮内へ進みにくい状態にしたりして妊娠を防ぎます。主なOCには、以下の種類があります。
- シンフェーズ
- トリキュラー
- アンジュ
- ラベルフィーユ
- マーベロン
- ファボワール
OCは避妊目的で処方されるため、原則として自由診療です。商品によって配合される黄体ホルモンの種類や1相性・3相性、21錠・28錠などの違いがあります。ただし、特定の商品だけが一律に高い避妊効果を持つというより、飲み忘れず正しく服用することが重要です。
LEP|月経困難症などの治療に使用する配合薬
LEPは「Low dose Estrogen Progestin」の略で、月経困難症などの治療に使用される低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬です。排卵や子宮内膜の増殖を抑えることで、つらい生理痛や経血量などの改善が期待できます。
- ルナベルLD
- ルナベルULD
- フリウェルLD
- フリウェルULD
- ヤーズ
- ドロエチ
- ヤーズフレックス
- ジェミーナ
- アリッサ
LEPは医師が月経困難症などの治療に必要と判断した場合、保険適用で処方されることがあります。商品によってエストロゲン量、黄体ホルモンの種類、服用期間などが異なるため、症状や体質に応じた選択が必要です。
また、すべてのLEPが同じ疾患や症状に対して承認されているわけではありません。治療したい症状や副作用への不安を医師に伝え、適した薬を提案してもらいましょう。
②低用量ピルはエストロゲン量によって2つに分けられる
低用量ピルは、配合されているエストロゲンの量によって「低用量ピル」と「超低用量ピル」に分類されます。エストロゲン量の違いは、副作用や不正出血の起こりやすさに関係します。
一般に、エストロゲン量が多いと出血が安定しやすく、少ないと吐き気や頭痛などの副作用を抑えやすい一方、不正出血が起こりやすくなることがあります。
低用量ピル|エストロゲン量が比較的少ないタイプ
低用量ピルは、エストロゲン成分を1錠あたり30~40μg程度含むタイプです。超低用量ピルと比べてエストロゲン量が多いため、子宮内膜を安定させやすく、不正出血が起こりにくい傾向があります。
一方で、エストロゲン量が多いほど、吐き気、頭痛、乳房の張り、むくみなどの副作用が現れやすくなる可能性があります。主な低用量ピルは以下のとおりです。
- シンフェーズ
- トリキュラー
- アンジュ
- ラベルフィーユ
- マーベロン
- ファボワール
- ルナベルLD
- フリウェルLD
低用量ピルには、避妊目的のOCと月経困難症の治療に用いるLEPがあります。エストロゲン量だけでなく、服用目的や副作用の出方などを踏まえて医師が種類を選びます。
超低用量ピル|エストロゲン量をさらに抑えたタイプ
超低用量ピルは、エストロゲン成分の含有量を1錠あたり20μg程度まで抑えたタイプです。低用量ピルよりエストロゲン量が少ないため、吐き気、頭痛、乳房の張りなどの副作用が軽減される可能性があります。
ただし、エストロゲン量が少ない分、子宮内膜が安定しにくく、不正出血が起こりやすい傾向があります。主な超低用量ピルは以下のとおりです。
- ルナベルULD
- フリウェルULD
- ヤーズ
- ドロエチ
- ヤーズフレックス
- ジェミーナ
低用量ピルと超低用量ピルのどちらが適しているかは、副作用の出方や治療する症状によって異なります。服用中に不正出血や吐き気などが続く場合は、自己判断で変更せず医師に相談しましょう。
③低用量ピルは黄体ホルモンの種類によって4世代に分けられる
低用量ピルは、配合されている黄体ホルモンの種類によって、第1~第4世代に分類されます。世代ごとにホルモンの作用や特徴が異なります。
世代が新しいほど効果が高いわけではありません。服用目的や症状、副作用の出方などを踏まえて、医師が適した種類を判断します。
第1世代|ノルエチステロンを配合した低用量ピル
第1世代は、黄体ホルモンとしてノルエチステロンを配合したタイプです。子宮内膜の増殖を抑える作用があり、月経困難症や過多月経などの治療に用いられる製品があります。
- シンフェーズ
- ルナベルLD
- ルナベルULD
- フリウェルLD
- フリウェルULD
第1世代には、避妊目的のOCと月経困難症の治療に用いるLEPがあります。ルナベルとフリウェルには低用量のLDと超低用量のULDがあるため、症状や副作用の出方に応じて選択されます。
第2世代|レボノルゲストレルを配合した低用量ピル
第2世代は、黄体ホルモンとしてレボノルゲストレルを配合したタイプです。ホルモン作用が安定しやすく、3相性のOCを中心に広く使用されています。
- トリキュラー
- アンジュ
- ラベルフィーユ
- ジェミーナ
第2世代には、避妊目的のOCと治療目的のLEPがあります。トリキュラー・アンジュ・ラベルフィーユは3相性、ジェミーナは1相性であり、服用目的や配合パターンが異なります。
第3世代|デソゲストレルを配合した低用量ピル
第3世代は、黄体ホルモンとしてデソゲストレルを配合したタイプです。男性ホルモン様作用が比較的弱いことから、ニキビや肌荒れが気になる場合に選択肢となることがあります。
- マーベロン
- ファボワール
マーベロンとファボワールはいずれも1相性のOCです。ただし、ニキビ治療を目的として承認された薬ではないため、避妊目的や副作用のリスクも含めて医師と相談しましょう。
第4世代|ドロスピレノンを配合した低用量ピル
第4世代は、黄体ホルモンとしてドロスピレノンを配合したタイプです。体内に水分をため込む作用や男性ホルモン様作用が比較的弱く、月経困難症の治療などに用いられます。
- ヤーズ
- ドロエチ
- ヤーズフレックス
- アリッサ
第4世代の製品は主に治療目的のLEPです。製品によって配合されるエストロゲンや服用方法、保険適用となる症状が異なるため、医師の診察を受けて選びましょう。
④低用量ピルはホルモンの配合パターンによって分けられる
低用量ピルは、1シート内の実薬に含まれるホルモン量の変化によって、1相性と3相性に分類されます。
1相性は実薬の順番を管理しやすく、3相性は決められた順番での服用が必要です。配合パターンだけでなく、服用目的や生活スタイルも踏まえて選びましょう。
1相性|実薬に含まれるホルモン量が一定のタイプ
1相性は、1シートに含まれるすべての実薬で、エストロゲンと黄体ホルモンの配合量が一定のタイプです。服用する実薬の順番を間違えてもホルモン量は変わらないため、比較的管理しやすい特徴があります。
- マーベロン
- ファボワール
- ルナベルLD
- ルナベルULD
- フリウェルLD
- フリウェルULD
- ヤーズ
- ドロエチ
- ヤーズフレックス
- ジェミーナ
- アリッサ
1相性はホルモン量が一定で、服用する実薬の順番を管理しやすいタイプです。ただし、休薬期間や偽薬の有無、連続して服用できる日数は製品によって異なります。
3相性|ホルモン量が3段階に変化するタイプ
3相性は、自然な月経周期に近づけるため、1シート内のホルモン量を3段階に変化させたタイプです。服用する錠剤によってホルモン量が異なるため、シートに記載された順番どおりに飲む必要があります。
- シンフェーズ
- トリキュラー
- アンジュ
- ラベルフィーユ
3相性はホルモン量が段階的に変わるため、飲む順番を間違えないことが重要です。飲み間違えた場合は自己判断で調整せず、添付文書を確認したうえで医師や薬剤師に相談しましょう。
⑤低用量ピルは錠数やシート構成によって分けられる
低用量ピルには、1シートに含まれる錠数や偽薬の有無によって、21錠タイプと28錠タイプがあります。
錠数によって有効成分や効果が変わるわけではありません。主な違いは、休薬期間に錠剤を飲まないか、偽薬を飲み続けるかです。
21錠タイプ|実薬を服用した後に休薬期間を設ける
21錠タイプは、有効成分を含む実薬が1シートに21錠入っているタイプです。一般的には、実薬を21日間続けて服用した後、7日間の休薬期間を設けます。休薬期間が終わったら、出血が続いている場合でも次のシートを開始します。
休薬中は錠剤を服用しないため、次のシートを始める日を忘れないように管理することが大切です。服用再開が遅れると、避妊効果や治療効果に影響する可能性があります。
28錠タイプ|実薬と偽薬を含むシートを続けて服用する
28錠タイプは、有効成分を含む実薬と、有効成分を含まない偽薬を合わせて1シートにしたタイプです。偽薬の期間も毎日服用し、1シートを飲み終えた翌日から次のシートを開始します。
毎日錠剤を飲む習慣を途切れさせずに済むため、次のシートの開始日を忘れにくい点が特徴です。ただし、実薬と偽薬の錠数や服用スケジュールは製品によって異なるため、処方された薬の説明に従って服用しましょう。
低用量ピルはどの種類がいい?目的や悩みに合った5つの選び方

低用量ピルは、避妊や生理痛の改善など、服用する目的や悩みによって選択肢が異なります。ここでは、さまざまな目的に応じた選び方を紹介します。
同じ目的でも、体質や既往歴、副作用の出方によって適した種類は異なります。自己判断で選ばず、改善したい症状や希望を医師に伝えて相談しましょう。
①避妊を主な目的とする場合に用いられる種類
避妊を主な目的とする場合は、避妊目的で承認されているOC(経口避妊薬)が選択肢です。主なOCには、以下の種類があります。
- シンフェーズ
- トリキュラー
- アンジュ
- ラベルフィーユ
- マーベロン
- ファボワール
OCには世代や配合パターンの違いがありますが、種類だけで避妊効果が決まるわけではありません。毎日決められた方法で服用し、飲み忘れを防ぐことが重要です。
21錠タイプの休薬後に次のシートを開始する日を忘れやすい場合は、偽薬を含み毎日服用を続けられる28錠タイプが選択肢となります。ライフスタイルや服薬管理のしやすさも医師へ伝えましょう。
パーソナルケアクリニックでは避妊目的の低用量ピルをオンライン処方しています。24時間365日受け付けているので、今すぐこちらから相談してみましょう。
②生理痛や月経困難症の改善に用いられる種類
生理痛が強く日常生活に支障をきたす月経困難症の治療には、LEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)が用いられます。主なLEPには、以下の種類があります。
- ルナベルLD・ULD
- フリウェルLD・ULD
- ヤーズ
- ドロエチ
- ヤーズフレックス
- ジェミーナ
- アリッサ
LEPは排卵や子宮内膜の増殖を抑えることで、月経時の痛みや経血量の改善が期待できる薬です。月経困難症の治療に必要と医師が判断した場合は、保険適用になることがあります。
ただし、製品によってエストロゲン量や黄体ホルモンの種類、服用スケジュールが異なります。症状の程度だけでなく、不正出血や吐き気などの副作用、既往歴なども考慮して選択されます。
③PMS・PMDDの症状改善に用いられる種類
PMSは月経前に心身の不調が現れる状態で、特に精神症状が強く日常生活へ大きな影響を及ぼす場合はPMDDと呼ばれます。
PMS・PMDDでは、症状の種類や重症度、月経周期との関連を確認したうえで、低用量ピルを含む治療方法が検討されます。低用量ピルでは、ホルモンの変動を抑えやすい1相性の製剤や、休薬期間が短い製剤などが選択肢になることがあります。
ただし、すべての低用量ピルがPMS・PMDDの治療を目的として承認されているわけではありません。気分の落ち込みや強いイライラなどの精神症状がある場合は、低用量ピル以外の治療が必要になることもあるため、症状を具体的に医師へ伝えましょう。
④ニキビや肌荒れが気になる場合に選択肢となる種類
低用量ピルによってホルモンバランスが整うと、皮脂の分泌が抑えられ、ニキビや肌荒れが改善する場合があります。黄体ホルモンの男性ホルモン様作用が比較的弱い第3世代や第4世代の製剤が、選択肢として検討されることがあります。
- マーベロン
- ファボワール
- ヤーズ
- ドロエチ
- ヤーズフレックス
- アリッサ
ただし、国内ではニキビ治療だけを目的として承認されている低用量ピルではありません。ニキビの原因はホルモンだけではなく、スキンケアや生活習慣、皮膚疾患なども関係します。避妊や月経症状など本来の服用目的と、安全性を踏まえて医師が処方を判断します。
⑤生理の回数を減らしたい場合に用いられる種類
生理に伴う痛みや体調不良がつらい場合は、実薬を長期間続けて服用できるLEPを選ぶことで、休薬時に起こる出血の回数を減らせることがあります。連続投与に対応する主な製品は以下のとおりです。
- ヤーズフレックス
- ジェミーナ
ヤーズフレックスは、決められた条件のもとで最長120日間の連続投与が可能な製剤です。ジェミーナにも、21日間服用して7日間休薬する方法と、77日間服用して7日間休薬する方法があります。
ただし、服用を始めた時期や連続投与中には、不正出血が起こる場合があります。また、自分の判断で服用期間や休薬期間を変更してはいけません。出血の状態を確認しながら、処方時に指示された方法で服用しましょう。
低用量ピルの種類による保険適用と値段の違い

低用量ピルは、使用目的や先発医薬品・ジェネリックの違いによって、保険適用の有無や値段が異なります。主な違いを確認しましょう。
避妊目的のOCは原則として自由診療、治療目的のLEPは条件を満たすと保険適用になります。また、ジェネリックを選ぶことで薬代を抑えられる場合があります。
避妊目的のOCは原則として自由診療になる
避妊を目的としてOCを処方してもらう場合は、病気の治療ではないため、原則として公的医療保険が適用されません。診察料や薬代は全額自己負担となり、医療機関が独自に料金を設定します。
OCの値段は、1シートあたり2,000~3,000円程度が目安として紹介されることがありますが、処方される種類や医療機関によって異なります。初診料・再診料などが別途かかる場合もあるため、受診前に総額を確認しましょう。
なお、自由診療であっても、医師の診察を受けて処方してもらう必要があります。安さだけで種類を選ばず、服用目的や既往歴、副作用への不安も医師へ伝えることが大切です。
治療目的のLEPは条件を満たすと保険適用になる
生理痛が強く日常生活に支障がある月経困難症などの治療では、医師が必要と判断した場合にLEPが保険適用となります。保険適用では、年齢や所得などに応じて、医療費の1~3割を自己負担するのが一般的です。
保険適用となる主なLEPには、ルナベル、フリウェル、ヤーズ、ドロエチ、ヤーズフレックス、ジェミーナ、アリッサなどがあります。ただし、薬ごとに承認されている効能・効果が異なり、生理痛があるだけで必ず保険適用になるわけではありません。
また、避妊だけを目的としてLEPを保険診療で処方してもらうことはできません。保険適用の可否は、症状や診断結果をもとに医師が判断します。
先発医薬品とジェネリックで値段が異なる
低用量ピルには、最初に開発・承認された先発医薬品と、先発医薬品の特許期間終了後に販売されるジェネリック医薬品があります。ジェネリックは、先発医薬品と同じ有効成分を同じ量含み、同等の効き目や安全性が認められた薬です。主な先発医薬品とジェネリックの組み合わせには、以下があります。
- マーベロン/ファボワール
- トリキュラー/ラベルフィーユ
- ルナベル/フリウェル
- ヤーズ/ドロエチ
ジェネリックは開発費を抑えられるため、一般的に先発医薬品より薬代が安く設定されています。ただし、添加物や錠剤の形・色、シートのデザインなどは異なる場合があります。
パーソナルケアクリニックでは、先発医薬品とジェネリック医薬品の両方を取り扱っています。費用や希望、これまでの服用状況などを医師に相談しながら、あなたに合う低用量ピルを選びましょう。
低用量ピルの種類変更を医師に相談するタイミング

低用量ピルが体質や生活スタイルに合わない場合は、別の種類へ変更することがあります。次のようなときは、自己判断で中止・変更せず医師に相談しましょう。
種類を変更する際は、症状や服用状況を医師に伝え、切り替える時期や飲み方の指示を受けることが大切です。
①副作用が強い・長引くとき
低用量ピルの服用を始めると、吐き気や頭痛、乳房の張り、むくみ、不正出血などが現れることがあります。飲み始めにみられる軽い症状は、服用を続けるうちに落ち着く場合もあります。
しかし、症状が強い場合や日常生活に支障がある場合、長期間続く場合は医師に相談しましょう。エストロゲン量を抑えた製剤や、異なる黄体ホルモンを配合した製剤へ変更することで、副作用が軽減することがあります。
ただし、突然の息苦しさや胸の痛み、片脚の急な痛み・腫れ、激しい頭痛、視覚異常などがある場合は、血栓症の可能性もあります。種類変更の相談を待たず、服用を中止して速やかに医療機関を受診してください。
②生理痛やPMSなどの症状が十分に改善しないとき
低用量ピルを一定期間服用しても、生理痛や経血量、PMSなどの症状が十分に改善しない場合は、種類の見直しが検討されます。
低用量ピルは、種類によってエストロゲン量や黄体ホルモン、休薬期間、連続して服用できる日数などが異なります。現在の症状や治療目的に合った製剤へ変更することで、生理痛やPMSなどの改善が期待できる場合があります。
一方で、症状が改善しない背景に子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科疾患が隠れている可能性もあります。薬の変更だけでなく、必要に応じて検査やほかの治療方法を検討することも大切です。
③服用スケジュールが生活に合わず飲み忘れが続くとき
休薬期間の後に次のシートを始める日を忘れるなど、服用スケジュールが生活に合わない場合も、種類を見直すタイミングです。
たとえば、21錠タイプは実薬を飲み終えた後に休薬期間を設けるため、服用を再開する日の管理が必要です。一方、28錠タイプは偽薬を含めて毎日服用するため、服薬習慣を途切れさせにくい特徴があります。
生活スタイルに合ったタイプへ変更することで、飲み忘れを減らし、服用を続けやすくなる可能性があります。アラームや服薬管理アプリも活用しながら、自分に合った管理方法を医師と相談しましょう。
④出血の時期や回数が希望に合わないとき
低用量ピルの服用中に不正出血が続く場合や、休薬期間に起こる出血の時期・回数が生活に合わない場合は、種類や服用方法の変更を相談できます。
たとえば、エストロゲン量やホルモンの配合パターンが異なる製剤へ変更することで、不正出血が改善する場合があります。また、連続投与に対応した製剤へ変更すると、休薬に伴う出血の回数を減らせることもあります。
ただし、不正出血には飲み忘れや妊娠、婦人科疾患などが関係している場合もあります。出血が長引く、量が多い、強い腹痛を伴うときは、自己判断で種類を変更せず診察を受けましょう。
⑤服用目的や健康状態が変わったとき
避妊から月経困難症の治療へ服用目的が変わった場合は、OCからLEPなど、目的に合った種類への変更が検討されます。
また、年齢や喫煙状況、持病、服用中の薬などに変化があった場合も、現在の低用量ピルを安全に続けられるか見直す必要があります。手術を予定している場合や長期間動けない状態になる場合には、休薬や中止が必要になることもあります。
健康状態に合った種類へ変更することで、安全に治療や避妊を続けられる場合があります。
低用量ピルの種類に関するよくある質問を解消しよう

低用量ピルは種類が多く、効果や副作用、先発医薬品とジェネリックの違いなどに疑問を感じる方もいるでしょう。ここでは、低用量ピルの種類に関するよくある質問に回答します。
低用量ピルは、使用目的や症状、体質によって適した種類が異なります。自己判断で選択・変更せず、医師と相談しましょう。
低用量ピルで一番よく使われている種類はどれ?
最も多く使われている種類を示す公的なランキングはありません。避妊目的ではトリキュラーやマーベロン、治療目的ではルナベルやヤーズなどが処方されています。ただし、使用頻度よりも、服用目的や体質、副作用の出方に合う種類を選ぶことが重要です。
副作用が少ない低用量ピルの種類はある?
すべての人に副作用が少ない種類はありません。吐き気や頭痛、不正出血などの現れ方は、エストロゲン量や黄体ホルモンの種類、体質によって異なります。副作用が強い、または長引く場合は、医師に種類の変更を相談しましょう。
避妊効果が高い低用量ピルの種類はどれ?
避妊目的で承認されているOCでは、特定の商品だけが一律に高い避妊効果を持つとはいえません。避妊効果を保つには、種類の違いよりも、毎日決められた方法で服用し、飲み忘れを防ぐことが重要です。
低用量ピルの種類は途中で変更できる?
低用量ピルは、医師の判断で途中から別の種類へ変更できます。副作用が強い場合や症状が十分に改善しない場合は、エストロゲン量や黄体ホルモンの異なる製剤に変えることで、症状が軽減することがあります。
先発医薬品とジェネリックに効果の違いはある?
先発医薬品とジェネリック医薬品の有効成分や効き目、安全性は原則として同等です。ただし、添加物や錠剤の形・色、シートのデザインなどは異なる場合があります。費用や飲みやすさも含めて医師に相談できます。
低用量ピルとミニピルは何が違う?
低用量ピルはエストロゲンと黄体ホルモンを含み、ミニピルは黄体ホルモンのみを含みます。そのため、ミニピルはエストロゲンを含む低用量ピルを使用しにくい人に検討されることがあります。
まとめ:あなたに合う低用量ピルを処方してもらおう

低用量ピルは、使用目的やホルモンの種類・量、配合パターン、錠数などによって分類されます。避妊や生理痛、PMS・PMDDなど、目的によって適した種類は異なります。
副作用が強い場合や症状が十分に改善しない場合でも、種類を変更することで改善することがあります。自己判断で選択・変更せず、医師に相談して自分に合う低用量ピルを処方してもらいましょう。
パーソナルケアクリニックでは国内正規品の低用量ピルを取り扱っています。24時間365日オンライン診療を受け付けているので、今すぐこちらから医師にLINEで相談してみましょう。
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