「低用量ピルの休薬期間に入ったのに生理が来ないのは大丈夫?」「生理が来ないのは妊娠しているから?」
低用量ピルを服用していると、休薬期間に生理のような出血が来ず、不安になる方もいるでしょう。休薬期間に生理が来ないことはありますが、服用状況によっては妊娠の可能性を確認する必要があります。
本記事では、低用量ピルの休薬期間に生理が来ない原因や、次のシートを開始するタイミング、妊娠検査薬を使う目安、婦人科を受診すべきケースを解説します。
パーソナルケアクリニックでは、24時間365日低用量ピルのオンライン診療を受け付けています。休薬期間に生理が来ない場合もLINEで相談できるため、今すぐこちらから相談してみましょう。

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低用量ピルの休薬期間に生理が来ないことはある

低用量ピルの休薬期間に入っても生理が来ないと、「妊娠しているのではないか」「このまま次のシートを飲んでもよいのか」と不安になる方もいるでしょう。
低用量ピル服用中に起こる生理のような出血は、厳密には通常の生理とは異なる「消退出血」です。一般的には休薬期間に入って2〜3日目ごろに起こりますが、出血が始まる時期や出血量には個人差があります。
低用量ピル服用中の生理のタイミングは、以下のとおりです。
休薬期間に生理が来なくても、必ずしも妊娠や身体の異常を意味するわけではありません。まずは、低用量ピル服用中に出血が起こる仕組みや一般的なタイミングを確認しましょう。
休薬期間の生理はいつ来る?一般的には2〜3日目
低用量ピルの休薬期間に起こる生理のような出血は、一般的に実薬の服用を終えてから2〜3日目ごろに始まります。ホルモンを含む実薬の服用を中断すると、体内のホルモン量が低下し、子宮内膜が剥がれることで消退出血が起こるためです。
| 低用量ピルのタイプ | 生理が来るタイミングの目安 |
|---|---|
| 21錠タイプ | 実薬を飲み終え、休薬を始めて2〜3日目ごろ |
| 28錠タイプ | 実薬を飲み終え、偽薬を飲み始めて2〜3日目ごろ |
21錠タイプでは、21錠の実薬を飲み終えて休薬を始めてから2〜3日目ごろが目安です。実薬21錠と偽薬7錠で構成される28錠タイプでは、偽薬を飲み始めてから2〜3日目ごろに消退出血が起こることが多いです。
ただし、体調やホルモンへの反応によって前後し、休薬期間の4日目以降に始まることもあります。平均は約3〜4日程度とされ、必ずしも一定ではありません。
ただし低用量ピルの作用で生理が来ないこともある
低用量ピルは子宮内膜の増殖を抑えるため、休薬期間でも内膜が十分に厚くならず、剥がれる量が少ないと出血が起こらないことがあります。正しく服用している場合でも見られる変化です。
妊娠の可能性がなければ問題とならないことが多いですが、飲み忘れや次のシートの開始遅れがある場合は注意が必要です。出血の有無にかかわらず、休薬期間が終われば次のシートを予定どおり開始することが重要です。
また、服用期間が長くなるほど子宮内膜が薄くなり、出血量が減ったり、まったく出血が見られなくなったりすることもあります。出血がないこと自体で避妊効果が低下するわけではありませんが、不安が続く場合や服用状況に心配がある場合は医師に相談しましょう。
低用量ピルの休薬期間に生理が来ない6つの原因

低用量ピルの休薬期間に生理が来ない主な原因は、ピルの作用によって子宮内膜が薄くなっていることです。ただし、服用方法の誤りや妊娠などが関係している可能性もあるため、直近の服用状況を確認する必要があります。
低用量ピルの休薬期間に生理が来ない原因は、以下の6つです。
生理が来ないからといって、必ずしも妊娠や病気とは限りません。原因を一つずつ確認し、自分の服用状況に当てはまるものがないか確認しましょう。
原因①:低用量ピルの作用で子宮内膜が薄くなっている
低用量ピルには排卵を抑えるだけでなく、子宮内膜の増殖を抑える作用があります。休薬期間に起こる消退出血は、厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちることで生じますが、子宮内膜が十分に厚くなっていなければ、剥がれ落ちる量も少なくなります。
そのため、低用量ピルを正しく服用していても、休薬期間の出血量が少なくなったり、まったく出血しなかったりすることがあります。出血がない場合でも、血液が子宮内にたまっているわけではありません。
また、消退出血がないこと自体で、低用量ピルの避妊効果が低下するわけでもありません。ただし、飲み忘れがあった場合や2周期連続で消退出血がない場合は、妊娠していないか確認する必要があります。
原因②:出血量が少なく生理が来たことに気づいていない
低用量ピルを服用すると子宮内膜が薄くなるため、休薬期間の出血量が以前より少なくなることがあります。
通常の生理では数日間出血が続いていた方でも、低用量ピルの服用中は、下着に少量の血液が付着する程度で終わる場合があります。茶色いおりもののような出血しか見られず、生理が来たことに気づかないケースもあります。
休薬期間に生理が来ていないと感じた場合は、下着やトイレットペーパーに少量の血液が付いていなかったか振り返ってみましょう。ただし、出血の有無だけでは妊娠を判断できないため、飲み忘れなどがなかったかもあわせて確認してください。
原因③:飲み始めで出血のパターンが安定していない
低用量ピルを飲み始めたばかりの時期は、身体がホルモン量の変化に慣れておらず、出血のパターンが安定しないことがあります。
服用開始後の数周期は、休薬期間より前に不正出血が起こったり、休薬期間の出血量が少なくなったりする場合があります。その結果、「予定より早く出血した」「休薬期間になっても生理が来ない」と感じることがあります。
飲み始めに出血のタイミングが変化しても、自己判断で服用を中断する必要はありません。処方されたスケジュールに沿って服用を続け、不正出血が長く続く場合や不安が強い場合は、処方医へ相談しましょう。
原因④:連続服用タイプの低用量ピルを使用している
使用している低用量ピルが連続服用タイプの場合は、毎月休薬期間を設けて消退出血を起こすとは限りません。
連続服用タイプは、実薬を長期間続けて服用し、生理のような出血が起こる回数を減らす方法です。製品によっては、一定期間の連続服用後や、出血が数日続いたタイミングで休薬期間を設けます。
そのため、従来の21日間服用・7日間休薬するタイプと同じタイミングで生理が来ないことがあります。服用方法は製品ごとに異なるため、自己判断で休薬せず、処方時の説明や添付文書を確認しましょう。
原因⑤:飲み忘れや服用開始の遅れがあった
実薬を飲み忘れたり、休薬期間後に次のシートを開始するのが遅れたりすると、体内のホルモン量が予定どおりに保たれず、出血のタイミングが変化することがあります。
特に、休薬期間を規定より長く取った場合は、排卵を抑える効果が弱まり、妊娠する可能性が高くなります。服用開始が月経初日より遅れた場合や、複数日の飲み忘れがあった場合も、妊娠リスクを考慮した対応が必要です。
また、服用後に嘔吐した場合や激しい下痢が続いた場合は、成分が十分に吸収されていない可能性があります。休薬期間に生理が来ない場合は、ピルのシートや服薬記録を確認し、飲み忘れや開始日の遅れがなかったか振り返りましょう。
原因⑥:妊娠や婦人科疾患などピル以外の原因がある
低用量ピルを服用していても、飲み忘れや休薬期間の延長などがあれば、妊娠する可能性があります。休薬期間に生理が来ない場合は、直近の性交や服用状況を確認し、妊娠の可能性があれば適切な時期に妊娠検査薬を使用しましょう。
また、出血が来ない状態が続く場合には、甲状腺機能の異常や高プロラクチン血症、子宮・卵巣の疾患など、自然な月経に影響を与える別の原因が隠れている可能性もあります。ただし、休薬期間に1回生理が来なかっただけで、婦人科疾患があるとは判断できません。
消退出血が2周期連続で来ない場合や、強い腹痛、不正出血などの症状を伴う場合は、自己判断で服用を中止せず、処方医や婦人科へ相談しましょう。
パーソナルケアクリニックでは、24時間365日低用量ピルのオンライン診療を受け付けています。休薬期間に生理が来ない場合や、次のシートの飲み方に迷っている場合もLINEで相談できるので、今すぐこちらから相談してみましょう。
低用量ピルの休薬期間に生理が来ないときの4つの対処法

低用量ピルの休薬期間に生理が来ない場合は、まず飲み忘れや次のシートの開始日を確認しましょう。正しく服用できていれば、出血がなくても直ちに異常とは限りませんが、服用ミスがあった場合は妊娠の可能性も考える必要があります。
休薬期間に生理が来ない際の対処法は、以下の4つです。
生理が来るまで低用量ピルの服用を止めるのではなく、決められたスケジュールに沿って対応することが大切です。判断に迷う場合は、自己判断せず処方医に相談しましょう。
対処法①:飲み忘れや服用スケジュールを確認する
休薬期間に生理が来ない場合は、直近の低用量ピルの服用状況を振り返りましょう。特に確認したい項目は以下のとおりです。
チェック項目
- 実薬の飲み忘れがあった
- 次のシートの開始が遅れた
- 休薬期間を長く取った
- 服用後に嘔吐や激しい下痢があった
- 飲み忘れの前後に避妊なしの性交があった
実薬の飲み忘れや次シートの開始遅れがあると、排卵を抑える効果が低下し、妊娠する可能性があります。また、服用後の嘔吐や激しい下痢によって、低用量ピルの成分が十分に吸収されていない場合もあります。
飲み忘れの前後に避妊なしの性交があった場合は、飲み忘れた錠数やシート内の時期によって対応が異なります。性交から時間があまり経過していなければ緊急避妊薬が検討されることもあるため、早めに医療機関へ相談してください。緊急避妊薬は種類に応じて性交後3〜5日以内の服用が必要です。
対処法②:自己判断で休薬期間を延長しない
休薬期間に生理が来なくても、出血を待つために自己判断で休薬期間を延長してはいけません。休薬期間が長くなると、低下していた卵巣の働きが再開し、排卵が起こる可能性が高まるためです。
飲み忘れがなく、処方された方法どおりに服用できている場合は、生理の有無にかかわらず、決められた日に次のシートを開始するのが基本です。28錠タイプの場合も、出血が終わっていなくても、現在のシートを飲み終えた翌日から新しいシートを開始します。
ただし、低用量ピルの種類や飲み忘れた錠数によって対応は異なります。服用スケジュールに不安がある場合は、自己判断で中断や再開をせず、処方医や薬剤師に確認しましょう。
対処法③:妊娠の可能性があれば妊娠検査薬を使う
飲み忘れや次シートの開始遅れがあり、その前後に避妊なしの性交をした場合は、妊娠検査薬を使用しましょう。低用量ピルを服用していても、妊娠検査薬の判定には影響しません。
一般的な市販の妊娠検査薬は、生理予定日のおおむね1週間後から使用できます。ただし、低用量ピル服用中は生理予定日を判断しにくい場合があるため、妊娠の可能性がある性交から3週間後を検査時期の目安にする方法もあります。使用する妊娠検査薬の説明書を確認し、定められた時期に検査してください。
結果が陰性でも、その後も生理が来ない場合は、検査時期が早かった可能性があります。約1週間後に再検査するか、処方医や婦人科へ相談しましょう。陽性が出た場合は、正常な妊娠かどうかまでは妊娠検査薬では判断できないため、早めに婦人科を受診してください。
対処法④:必要に応じて処方医や婦人科へ相談する
休薬期間に1回生理が来なかっただけであれば、低用量ピルによって子宮内膜が薄くなっている可能性があります。妊娠が確実に否定できれば、消退出血がなくても直ちに問題となるわけではありません。
ただし、以下に当てはまる場合は処方医や婦人科へ相談しましょう。
受診の目安
- 2周期連続で消退出血がない
- 妊娠検査薬が陽性
- 妊娠検査薬が陰性でも生理が来ない
- 強い腹痛や大量出血がある
- 飲み忘れ後に避妊なしの性交があった
低用量ピルの添付文書では、消退出血が2周期連続して起こらなかった場合、服用を続ける前に妊娠していないことを確認するよう示されています。
また、妊娠検査薬が陽性の場合や、強い腹痛・大量出血などの症状がある場合は、早めの受診が必要です。服用を続けてよいか分からない場合も、自己判断で中止せず、処方医に確認しましょう。
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低用量ピルと生理が来ないことに関するよくある質問

低用量ピルの休薬期間に生理が来ない場合、何日まで待つべきかや次のシートを開始してよいか迷う方は少なくありません。
低用量ピルと生理が来ないことに関するよくある質問は、以下のとおりです。
休薬期間に生理が来なくても、必ずしも妊娠や異常を意味するわけではありません。ただし、飲み忘れや開始遅れがある場合は妊娠の可能性もあるため注意が必要です。
休薬期間4日目・5日目に生理が来ないのは大丈夫?
休薬期間4日目・5日目でも生理が来ないことは珍しくありません。消退出血の開始時期には個人差があります。
子宮内膜が薄い場合は出血が遅れたり、少量で終わったり、まったく出ないこともあります。正しく服用できていれば、出血がなくても問題ないケースは多いです。ただし、飲み忘れや休薬期間の延長がある場合は妊娠の可能性を確認しましょう。
低用量ピルの1シート目で生理が来ないのは普通?
1シート目でも休薬期間に生理が来ないことはあります。服用開始直後はホルモン変化で出血が不安定になり、不正出血や消退出血が起こらないこともあります。
飲み忘れがなく妊娠の可能性が低い場合は、自己判断で中止せず、次のシートを予定どおり開始するのが基本です。不安があれば医師に相談しましょう。
休薬期間が終わって生理が来ないまま次のシートを飲んでもいい?
飲み忘れがなければ、生理が来ていなくても予定どおり次のシートを開始します。休薬期間を延ばすと避妊効果が下がる可能性があります。
消退出血の有無に関係なく、7日間の休薬後または偽薬終了後は次のシートを開始します。28錠タイプも同様に、現在のシートを飲み終えた翌日から新しいシートを始めます。ただし、飲み忘れがある場合は対応が異なるため医師に相談してください。
ストレスが原因で低用量ピル服用中に生理が来ないことはある?
ストレスは自然な月経には影響しますが、ピルの消退出血はホルモン変化によるため、ストレスだけが原因とは限りません。出血がない場合は、子宮内膜の状態や飲み忘れ、妊娠の可能性なども含めて確認が必要です。
2か月連続で生理が来ない場合はどうすればいい?
2周期連続で消退出血がない場合は、妊娠検査薬を使用するか、処方医や婦人科へ相談しましょう。低用量ピルの添付文書でも、2周期連続で出血がない場合は妊娠の有無を確認するよう示されています。
妊娠検査薬が陰性でも生理が来ない状態が続く場合や、強い腹痛、不正出血などを伴う場合は婦人科を受診しましょう。
低用量ピル服用中の妊娠検査薬はいつから使える?
一般的な妊娠検査薬は、生理予定日の約1週間後から使用できます。生理予定日が分からない場合は、妊娠の可能性がある性交から3週間後を目安に検査しましょう。
低用量ピルに含まれるホルモンは、妊娠検査薬の結果には影響しません。陽性の場合は婦人科を受診し、陰性でも生理が来なければ再検査するか、処方医へ相談しましょう。
まとめ:低用量ピル服用中に生理が来なくても慌てず対処しよう

低用量ピルの休薬期間に起こる生理のような出血は「消退出血」と呼ばれ、一般的には実薬を飲み終えてから2〜3日目ごろに始まります。ただし、ピルの作用で子宮内膜が薄くなると、出血量が少なくなったり、消退出血が起こらなかったりすることもあります。
休薬期間に生理が来ない場合は、飲み忘れや次のシートの開始遅れ、嘔吐・下痢などがなかったか確認しましょう。正しく服用できている場合は、出血を待って休薬期間を延長せず、予定どおり次のシートを開始するのが基本です。
飲み忘れの前後に避妊なしの性行為があった場合や、2周期連続で消退出血がない場合は、妊娠検査薬を使用するか、処方医へ相談してください。
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