「超低用量ピルには避妊効果があるの?」
「避妊目的で飲んでも妊娠しない?」
超低用量ピルには排卵を抑える作用がありますが、日本では避妊目的での使用は承認されていません。そのため、避妊できると思って服用していた方や、低用量ピルとの違いが分からず不安を感じている方もいるでしょう。
本記事では、超低用量ピルに避妊効果は期待できるのか、避妊目的で処方されない理由や低用量ピルとの違いについて解説します。また、避妊を希望する場合の対処法についても紹介します。
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超低用量ピルに避妊効果はない?期待できる4つの効果

超低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的として処方される薬です。排卵を抑える作用はありますが、日本では避妊目的での使用は承認されていません。
ここでは、超低用量ピルで期待できる主な効果について解説します。
超低用量ピルは避妊ではなく、月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的として処方される薬です。服用を続けることで、さまざまな月経関連の症状改善が期待できます。
効果①:つらい生理痛や子宮内膜症の症状を和らげる
超低用量ピルは排卵を抑え、子宮内膜が厚くなるのを防ぐことで、生理痛や子宮内膜症に伴う痛みの軽減が期待できます。子宮内膜が厚くなりにくくなると、月経時に剥がれ落ちる内膜の量が減り、子宮の収縮も起こりにくくなります。
また、生理痛の原因となるプロスタグランジンの産生を抑える働きもあるため、下腹部痛や腰痛、吐き気などの症状が和らぐ場合があります。毎月の生理痛が強い方や、子宮内膜症による痛みに悩んでいる方に処方されることがあります。
効果②:生理周期を整える
超低用量ピルを決められたスケジュールで服用すると、体内のホルモン変動が一定に保たれやすくなります。そのため、生理周期が不安定な方でも、消退出血のタイミングを予測しやすくなることがあります。
生理周期が整うと、旅行や仕事、学校行事などの予定も立てやすくなります。ただし、飲み始めは不正出血が起こることもあるため、自己判断で中止せず、気になる症状がある場合は医師に相談することが大切です。
効果③:PMS(月経前症候群)の症状を軽減する
PMS(月経前症候群)は、生理前に起こるイライラ、気分の落ち込み、頭痛、眠気、乳房の張り、むくみなどの症状を指します。超低用量ピルはホルモン変動を穏やかにすることで、PMSの症状を軽減できる場合があります。
特に、生理前の不調によって仕事や学業、日常生活に支障が出ている方では、症状のコントロールを目的に処方されることがあります。ただし、症状の原因や程度には個人差があるため、改善が乏しい場合は別の治療法を含めて医師に相談しましょう。
効果④:ニキビや肌荒れの改善が期待できる
超低用量ピルには、男性ホルモンの働きを抑える作用を持つ製剤もあり、皮脂の過剰分泌が抑えられることで、ニキビや肌荒れの改善が期待できます。ただし、すべての超低用量ピルで同じ効果が得られるわけではなく、症状や体質によって適した製剤は異なります。気になる症状がある場合は、医師に相談したうえで自分に合った薬を選びましょう。
避妊を目的としてピルを服用したい場合は、超低用量ピルではなく、避妊目的で承認されているOC(低用量ピル)を選択することが大切です。
パーソナルケアクリニックでは、医師の診察のもと、一人ひとりに適したOC(低用量ピル)をオンラインで処方しています。24時間365日受け付けているので、今すぐこちらから相談してみましょう。
超低用量ピルだけで避妊してしまった場合の2つの対処法

超低用量ピルを服用しているから避妊できていると思い、コンドームなしで性交した場合は、妊娠の可能性を完全には否定できません。妊娠を望まない場合は、性交からの経過時間に応じて、できるだけ早くアフターピルの服用を相談しましょう。
超低用量ピルのみで避妊した際の対処法は、主に以下の2つです。
アフターピルは、性交後できるだけ早く服用するほど効果が期待しやすい薬です。不安がある場合は、自己判断で様子を見ず、早めに医師へ相談しましょう。
対処法①:72時間アフターピルを服用する
性交から72時間以内であれば、レボノルゲストレルを主成分とするアフターピルの服用を検討できます。レボノルゲストレルは、排卵の抑制や遅延などによって妊娠の可能性を下げる薬です。服用が遅れるほど効果が下がる可能性があるため、妊娠を望まない場合は早めに相談することが大切です。
パーソナルケアクリニックでは、72時間以内の緊急避妊に用いられるレボノルゲストレルやマドンナを取り扱っています。超低用量ピルだけで避妊してしまい、妊娠が不安な場合は、できるだけ早くオンライン診療で相談しましょう。
対処法②:120時間アフターピルを服用する
性交から72時間を過ぎている場合でも、120時間以内であれば、ウリプリスタル酢酸エステルを主成分とするアフターピルを検討できる場合があります。ウリプリスタル酢酸エステルは、排卵を遅らせる作用によって、妊娠の成立を防ぐことを目的に使用される緊急避妊薬です。
120時間以内に服用できるアフターピルは、72時間を過ぎてしまった場合の選択肢になります。ただし、120時間以内であればいつ服用しても同じというわけではなく、性交後できるだけ早く服用することが大切です。
パーソナルケアクリニックでは、120時間以内の緊急避妊に用いられるジョセイを取り扱っています。最短37分で手元に届く特急便もあるので、今すぐこちらから医師に相談してみましょう。
超低用量ピルはなぜ避妊目的では処方されないの?

超低用量ピルには排卵を抑える作用がありますが、日本では避妊目的での使用は承認されていません。そのため、避妊目的でピルを服用したい場合は、OC(低用量ピル)など別の選択肢を医師に相談する必要があります。
ここでは、超低用量ピルの排卵抑制作用や、日本で避妊目的として処方されない理由、海外での扱いについて解説します。
超低用量ピルは、排卵抑制作用があるものの、日本では月経困難症や子宮内膜症などの治療目的で使用される薬です。
超低用量ピルは排卵を抑える作用がある薬
超低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを含む配合薬です。服用によって体内のホルモンバランスを一定に保ち、排卵を抑える作用があります。排卵が起こりにくくなることで、月経困難症や子宮内膜症に伴う痛みの軽減が期待できます。
ただし、排卵を抑える作用があることと、避妊目的で使用できることは同じではありません。日本で承認されている超低用量ピルの多くは、月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的としたLEP製剤です。そのため、妊娠を防ぐ目的で自己判断で使用するのではなく、避妊を希望する場合は医師に相談することが大切です。
日本では避妊目的での使用は承認されていない
日本で処方される超低用量ピルの多くは、月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的として承認されています。代表的な超低用量ピルであるヤーズ配合錠の添付文書にも、避妊目的で使用しないよう明記されています。
本剤を避妊目的で使用しないこと。日本人における避妊目的での有効性及び安全性は確認されていない。
引用元:PMDA「ヤーズ配合錠」
つまり、超低用量ピルに排卵を抑える作用があっても、日本では避妊目的での有効性や安全性が確認された薬としては扱われていません。避妊を目的にピルを服用したい場合は、避妊目的で承認されているOC(低用量ピル)について医師に相談しましょう。
海外では避妊薬として使われる製剤もある
海外では、日本で超低用量ピルに分類されるホルモン量の製剤が、避妊薬として使われている場合があります。そのため、「超低用量ピル=絶対に避妊効果がない」と考えるのではなく、国や承認内容によって位置づけが異なると理解することが大切です。
一方で、日本で処方を受ける場合は、日本国内での承認内容に沿って判断する必要があります。日本では、超低用量ピルの多くが治療目的のLEP製剤として扱われており、避妊目的で使用する薬ではありません。避妊を重視する場合は、自己判断で超低用量ピルを使用せず、OC(低用量ピル)など適切な避妊方法を医師と相談しましょう。
超低用量ピルと低用量ピルは何が違う?主な3つの違い

超低用量ピルと低用量ピルは、どちらも女性ホルモンを含む薬ですが、含まれるホルモン量や代表的な製剤に違いがあります。特に大きな違いは、エストロゲン(女性ホルモン)の含有量です。超低用量ピルと低用量ピルの主な違いは、以下の3つです。
ただし、避妊目的で使えるかどうかは「超低用量か低用量か」だけで決まるものではありません。日本では、避妊目的のOCと、月経困難症などの治療目的で使われるLEPで位置づけが異なるため、目的に合ったピルを医師に相談することが大切です。
違い①:エストロゲン(女性ホルモン)の含有量
超低用量ピルと低用量ピルの大きな違いは、エストロゲンの含有量です。一般的に、超低用量ピルはエチニルエストラジオール(EE)量が20μg以下、低用量ピルは30〜35μg程度とされています。
| 分類 | 超低用量ピル | 低用量ピル |
|---|---|---|
| エチニルエストラジオール(EE)量 | 20μg以下 | 30~35μg程度 |
エストロゲン量が少ない超低用量ピルは、吐き気やむくみなどの副作用を抑える目的で選択されることがあります。一方で、ホルモン量が少ない分、不正出血が起こることもあります。どちらが適しているかは症状や目的、体質によって異なるため、自己判断で選ばず医師に相談しましょう。
違い②:代表的なピルの種類
超低用量ピルと低用量ピルでは、代表的な製剤の種類も異なります。具体的な薬剤名は、以下の表で確認しましょう。
| 分類 | 超低用量ピル | 低用量ピル |
|---|---|---|
| 代表的なピル | ヤーズ配合錠(ドロエチ配合錠)、ヤーズフレックス配合錠、ルナベルULD配合錠(フリウェルULD配合錠) | トリキュラー配合錠(ラベルフィーユ配合錠)、マーベロン(ファボワール錠)、アンジュ |
代表的な製剤は、超低用量ピルと低用量ピルで異なります。また、括弧内に記載した薬はジェネリック医薬品です。どの薬が適しているかは、服用目的や体質によって変わるため、医師と相談しながら選ぶことが大切です。
違い③:副作用の出方や服用感が異なる場合がある
超低用量ピルは、低用量ピルよりもエストロゲン量が少ないため、吐き気やむくみ、乳房の張りなどの副作用が出にくいと感じる方もいます。一方で、ホルモン量が少ないことで、不正出血が起こりやすい場合もあります。
低用量ピルは、避妊目的のOCとして使われる製剤も多く、避妊を目的とする場合の選択肢になります。ただし、副作用の出方や服用感には個人差があり、超低用量ピルなら必ず副作用が少ない、低用量ピルなら必ず不調が出るというわけではありません。
副作用の出方には個人差があり、ピルの種類を変えることで症状が改善する場合があります。吐き気や頭痛、不正出血などが気になる場合は自己判断で中止せず、こちらからパーソナルケアクリニックに相談してみましょう。
超低用量ピルを服用するときの5つの注意点

超低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症などの治療に用いられる薬です。正しく服用することで症状の改善が期待できますが、飲み忘れや副作用、保険適用の条件など、事前に知っておきたい注意点もあります。超低用量ピルを服用するときの注意点は、以下の5つです。
超低用量ピルは、治療目的で処方される薬であり、避妊目的で使用する薬ではありません。安全に服用するためにも、自己判断で服用方法を変えず、気になる症状や避妊の希望がある場合は医師に相談しましょう。
注意点①:飲み忘れた場合は自己判断せず医師の指示に従う
超低用量ピルは、決められたスケジュールに沿って継続的に服用することが大切です。飲み忘れがあると、不正出血が起こったり、期待される治療効果が十分に得られなかったりする可能性があります。
飲み忘れた場合の対応は、薬の種類や飲み忘れた錠数、服用周期によって異なります。自己判断で中止したり、まとめて服用したりせず、添付文書や医師の指示に従いましょう。不安な場合は、処方を受けた医療機関に相談することが大切です。
注意点②:血栓症など重篤な副作用に注意する
超低用量ピルは安全性に配慮して処方される薬ですが、まれに血栓症などの重篤な副作用が起こることがあります。血栓症とは、血管の中に血のかたまりができ、血流が妨げられる状態です。
強い頭痛、胸の痛み、息切れ、ふくらはぎの痛みや腫れ、視野の異常、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。喫煙している方、肥満の方、血栓症の既往がある方などはリスクが高くなる場合があるため、事前に医師へ伝えることが重要です。
注意点③:性感染症は予防できないためコンドームを併用する
超低用量ピルを服用していても、性感染症を予防することはできません。クラミジアや淋菌、梅毒、HIVなどの性感染症は、性行為によって感染する可能性があります。
性感染症を予防するためには、コンドームの使用が重要です。また、不安な性行為があった場合や、おりものの変化、排尿時の痛み、性器のかゆみなどがある場合は、早めに検査を受けましょう。
パーソナルケアクリニックでは、自宅で検査できる性病検査キットも取り扱っています。性感染症の不安がある方は、今すぐこちらから相談して早めに検査を検討しましょう。
注意点④:保険適用は治療目的で処方される場合に限られる
超低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症など、保険適用の対象となる疾患の治療目的で処方される場合に保険適用となります。超低用量ピルであれば必ず保険が使えるわけではなく、診断名や症状、処方される製剤によって異なります。
一方で、ニキビや肌荒れの改善、避妊などを目的とした処方は、基本的に保険適用の対象にはなりません。保険適用になるかどうかは自己判断せず、診察時に医師へ確認しましょう。
注意点⑤:避妊目的ならOC(低用量ピル)を選択する
避妊を目的としてピルを服用したい場合は、超低用量ピルではなく、避妊目的で承認されているOC(低用量ピル)を選択することが大切です。超低用量ピルには排卵を抑える作用がありますが、日本では避妊目的での有効性や安全性が確認された薬としては扱われていません。
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超低用量ピルの避妊効果に関するよくある質問

超低用量ピルは排卵を抑える作用がありますが、日本では避妊目的での使用は承認されていません。ここでは、超低用量ピルの避妊効果に関してよくある質問に回答します。
超低用量ピルについて正しく理解し、服用目的に応じて適切なピルや避妊方法を選ぶことが大切です。
超低用量ピルを飲んでいれば妊娠しない?
いいえ、超低用量ピルを服用しているからといって、「妊娠しない」とは言えません。超低用量ピルには排卵を抑える作用がありますが、日本では避妊目的での有効性や安全性が確認されておらず、避妊目的での使用は承認されていません。
妊娠を望まない場合は、避妊目的で承認されているOC(低用量ピル)やコンドームなど、適切な避妊方法を選択しましょう。
超低用量ピルを避妊目的で飲んでもいいの?
おすすめできません。日本で処方される超低用量ピルの多くは、月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的とした薬です。避妊目的での使用は承認されていないため、自己判断で避妊薬として服用するのは避けましょう。
避妊したい場合はどのピルを選べばいい?
避妊を目的とする場合は、避妊目的で承認されているOC(低用量ピル)を選びましょう。OC(低用量ピル)は正しく服用することで高い避妊効果が期待できます。自分に合った製剤を選ぶためにも、医師の診察を受けて処方してもらうことが大切です。
ヤーズ配合錠は避妊目的で使える?
日本では、ヤーズ配合錠は月経困難症の治療薬として承認されており、避妊目的では使用できません。添付文書にも「本剤を避妊目的で使用しないこと」と記載されています。避妊を希望する場合は、OC(低用量ピル)について医師へ相談しましょう。
超低用量ピルを飲んでいる場合もコンドームは必要?
はい、コンドームの併用をおすすめします。コンドームは避妊だけでなく、クラミジアや淋菌、梅毒、HIVなどの性感染症を予防するためにも重要です。
特に新しいパートナーとの性行為や性感染症のリスクがある場合は、超低用量ピルを服用していてもコンドームを併用しましょう。
まとめ:目的に合わせて超低用量ピルを服用しよう

超低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症などの治療を目的として処方される薬です。生理痛の軽減や生理周期の安定、PMS症状の改善などが期待できますが、日本では避妊目的での使用は承認されていません。
超低用量ピルには排卵を抑える作用があるものの、避妊を目的に使用する場合は、避妊目的で承認されているOC(低用量ピル)を選択することが大切です。また、性感染症はピルでは予防できないため、コンドームの併用も検討しましょう。
パーソナルケアクリニックでは、国内正規品の低用量ピルを取り扱っています。現在は送料1,000円が無料になるため、避妊目的で低用量ピルを検討している方は、まずはオンライン診療で相談してみましょう。
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